志摩加茂五郷の盆祭行事

地域:松尾
カテゴリー:暮らし

『加茂五郷(船津、河内、岩倉、松尾、白木)が共通の墓地であった隠田が岡で行っていた盆祭行事。明治時代に墓地が各地に分散したため、この行事も分散された。
8月15日の深夜に高さ10m程の柱松のツボキに手松明を投げ上げ点火させ、盛大に火を焚く「火祭り」、鉦(かね)と楽供(がく)を打ち鳴らし戦没者や先祖、
初盆者を供養する盆祭「大念仏」からなる。若者、中老、寄老の年齢階梯制により、地域全体で実施するもので、祖霊信仰の趣旨が顕著に残っていた祭りである。昭和62年に国の重要無形民俗文化財に指定されているが、現在は人手不足などから、どの地区でも行われていない。
平成24年に松尾町では、地元の町内会が中心となり、簡素化した形で「大念仏」を復活させ、平成25年には祭りを指揮監督する4人の頭役が復活し「大念仏」が行われた。※現在は再び休止している。』