とばブログ

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御潜神事再現

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知る
 2013年07月04日

6月29日(土)、鳥羽市国崎町の老の浜で「御潜神事(みかづきしんじ)」の再現が行われました

国崎町では、2000年前から伊勢神宮の神饌(しんせん)として鮑を納め、

「御潜神事」はその鮑を採るため、鳥羽・志摩の各地から大勢の海女が集まり行われていた神事です。

正式な神事は、明治4年(約140年前)に途絶えてしまいましたが、その後、記念事業などで断続的に再現されてきました。

式年遷宮がある今年、海女文化の世界遺産登録を応援するため、改めてこの「御潜神事」の再現が行われることとなりました。

 

午前10時、老の浜にぞくぞくと各地域から海女さんたちが集まってきました。

その数は、なんと93人。

昔ながらの白い磯着に身を包み、磯桶を担いで御潜神事に臨みます。

まずは海に入る前のお祓い。

日差しが暑く、海女さんたちは早く海に入りたそうにしていました。

そして、いよいよ海に鮑採りへ。

さすが現役、準備も手際よく、太鼓の合図で一斉に海に向かいます。

15分程度の鮑採り作業を終え、浜に戻ってきた海女さんたちの手にはしっかりと「鮑」が握られていました。

この海女の作業を3回行うことから「みかづき」神事と呼ばれるそうですが、この日は再現ということもあり、3回目は資源保護をめざし鮑稚貝の記念放流が行われ、12時頃「御潜神事」再現は終了しました。

このような数の現役海女が一堂に集まることは本当に珍しく、大勢のメディアやカメラマンが撮影に訪れていました。

神宮と深いつながりのある国崎の「鮑」、そしてそれを採る伝統的な「海女」。

どちらも、ずっと守っていきたい鳥羽の宝です。

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